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【お便り】将来に悩んでいる発達障害を持つ中学生へ向けて

発達障害を持つ中学生へ

今、凄く大変かもしれません。

中学生というのはただでさえ大変ですが、発達障害ということでより一層大変だと思います。

ですので、あまり先のことを考える必要はありません。

 

今と、ちょっと先のことを考えるだけで十分だと思います。

あまりに先のことを考えすぎると、息切れしてしまいます。

今十分頑張っているのですから、今頑張ってください。

 

そしてたまに、将来のことを考えてください。

私の弟も、発達障害を持っています。

弟は日本史が大好きです。

ですが大学では、日本史の道にはいきませんでした。

大好きなことは、大好きなままでいたいからとのことでした。

 

かなり悩んだようですが、今はそれでよかったと思っています。

将来は、どんなふうになるか分かりません。

あえて、弟のように大好きな道には進まないのもありですし、大好きな道に進むのももちろんありです。

どうするか決めるのは自分ですし、親とも相談してください。

 

親はきっと、心配しています。

もちろん、親に決めてもらうとかではなく、一緒に話し合ってください。

話し合って見えてくることも、たくさんあります。

つい自分の意見を通したくなるときもあるかもしれません。

ですが、まずはコミュニケーションをしっかりとりましょう。

 

自分の意見を言うのも大事ですし、親の意見を聞くことも大事です。

発達障害という言葉を聞いた、お先真っ暗だと思う必要はありません。

発達障害でも活躍している人は、たくさんいます。

むしろ、一つのことを極められる人たちが多いですから、そこまで悲観的になる必要もありません。

 

今まで活躍してきた人たちの中にも、発達障害の人はたくさんいます。

発達障害と言っても色んなタイプの人たちがいますが、まず自分がどんなタイプなのかを知り、自分の強みを知っておくと良いと思います。

それだけで楽になれますし、やる気も出てきます。

 

中学生だと色々辛いこともあると思いますが、だからこそ自分のことをしっかり考えるチャンスでもあります。

その中で将来に繋がることを見つけられるかもしれません。

とにかく、興味のあることはやってみることです。

そこから何か、自分の強みを見つけられるかもしれません。

 

将来について考えることも大事です。

ですが、そのためには今を大切にしなければなりません。

今があるから、将来があるのです。

 

そして、頑張りすぎないことも重要です。

色々と難しいかもしれませんが、自分を受け入れて今を過ごすことが将来に繋がっていきます。

 

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