発達障害(聴覚過敏)の子供におすすめイヤーマフ10選と失敗しない選び方

発達障害(聴覚過敏)の子供におすすめイヤーマフ10選と失敗しない選び方

発達障害で聴覚過敏があるときは、イヤーマフが思った以上に便利です。

グレーゾーンの私もやや聴覚過敏っぽいところがあって、とくに乗り物で移動中の騒音が耳についてずっと落ち着かない時間が続きます。

中学生であれば音が耳について勉強に集中できないとか、気持ちが落ち着かずイライラして大きな声を出したりすることもあるのではないでしょうか。

そんな不具合解消につながる、目立たない&従来型イヤーマフランキングです。

よくヘッドフォンと混同されることもありますが、聴覚障害用のイヤーマフは密閉性に優れているのでピタッと音を遮ってくれます。初めてイヤーマフを使った時は、その密閉性のすごさにとてもビックリしました。

聴覚過敏 イヤーマフ

ヘッドフォンを代わりに使って音楽で気を紛らわす人も多いですが、ぜんぜん比べものにならないほどイヤーマフはいいですよ。

発達障害コミュニケーション指導者の資格をとりに行ったときも、講師の先生が実際にイヤーマフを持っていていろいろ見せてくださるなど。じつは講師の先生もADHDだと自分で言っていました。

そこで私も実際に使ってみたイヤーマフについて種類や選び方などを詳しくまとめてみましたので、少しでも悩みが楽になればいいかなと思ってお伝えしていきます。

発達障害(聴覚過敏)におすすめ人気イヤーマフ10選

発達障害(聴覚過敏)におすすめ人気イヤーマフ10選

イヤーマフといっても少し前までは大げさなゴテゴテした感じのものが多かったのですが、今では時代も変わってきたのかおしゃれなイヤーマフに変化しシンプルな感じのものが出回るようになりました。

その中でもとくにシンプルでおしゃれな感じの目立たないイヤーマフ3つ、防音性(遮音性)が高い従来型イヤーマフ7つに絞ってピックアップしていこうと思います。

①目立たないおすすめイヤーマフ「dBud」

①目立たないおすすめイヤーマフ「dBud」出典:dBud

遮音値11~24dB重さほんの数gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言かなり高性能で目立たないイヤーマフです。最近になって私も購入を考えはじめていますが、耳栓式イヤープラグとしてはメカニカルな内部構成で極めて高い遮音性をもっています。

世界的に権威ある「レッドドットデザイン賞2018」で、2カテゴリー(オーディオカテゴリー・ヘルスケアカテゴリー)を受賞しているという秀逸なイヤーマフ。

小さくて軽くて目立たないイヤーマフとしては最高峰ともいえる商品で、小さいながらも徹底的に遮音性が考えられており、しかも話し声はちゃんと聞こえるという優れものです。

dBud

さらに開閉式の防音調節機構(ボリュームスライダー)があるので、どんな場面でもサッと外部音のボリューム調節ができてかなり便利。

本格的で目立たないイヤーマフですが、しっかりと高品質な性能をもっているおすすめ商品です。

とくに目立たないのはもとより、小さくて長時間使用でも疲れにくいイヤーマフです。

 

②目立たないおすすめイヤーマフ「King Gim デジタル耳せんMM2000」

②目立たないおすすめイヤーマフ「King Gim デジタル耳せんMM2000」出典:King Gim

遮音値最大25dB重さ約17gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言首掛けスタイルの目立たないイヤーマフ。スイッチひとつでパッと防音環境を作り出すことができて操作性に優れることでも人気の商品です。

聴覚障害をはじめ工場などでも多く使われている目立たないイヤーマフで、首掛けスタイルなので落下による紛失も防止でき総合的にみてかなり使い勝手に優れる商品です。

連続使用時間も50時間と長いため2日置きに充電すればよく、約3時間ほどで満充電ができるので電池がなくなって困るといった場面もかなり少ないのがメリット。

また左右差がないので首にかけるとき面倒に感じることもなく、神経質な発達障害の中学生にはとくにピッタリのイヤーマフです。

 

③目立たないおすすめイヤーマフ「Quietide Q4」

③目立たないおすすめイヤーマフ「Quietide」出典:Quietide

遮音値最大31dB重さ数十gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言おしゃれで目立たないイヤーマフで、独立型でシンプルなスタイルが人気。全面的にソフト素材で構成されているので長時間着用でも着け心地が悪くなりません。

ワンポイントカラー(黒、紫、グリーンを選べる)がオシャレで、目立たないシンプルなイヤーマフです。

しっかりと防音効果もあって耳からずれにくい構造なのも使いやすいですが、付属でついてくるフック付携帯ケースが何気に便利です。

高音から低音まで全領域を防音できるのが特徴で、総合的に角の取れたまろやかな聞こえ方に変化してくれるのでドキッとする場面をかなり少なくすることが期待できる目立たないイヤーマフです。

④従来型おすすめイヤーマフ「PELTOR(ペルター)イヤーマフH6B」

聴覚過敏 イヤーマフ

遮音値21dB重さ約170gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言ペルターというメーカー「イヤーマフH6B」は私が愛用していたモデルで、遮音値もバツグンでとっても軽量、しかも耳につく雑音をピタッと軽減させることが期待できます。

とにかく軽いので長時間使っていても首が疲れることもなくて、普通なら頭に掛けるアームが首のところにあるネックバンドタイプですが首に当たることもなく使い心地が良いです。とくに女の子には髪型が崩れる心配がないのでおすすめですよ。

施設や学校でもよく使われているイヤーマフで、スリム!軽い!おしゃれ!な3拍子が揃ったイヤーマフで機能性も十分なもの、ということなら間違いなくイチオシです。

ただし遮音性についてはそこまで高くないため「静かすぎて怖がる」という心配がなく、とくに初めてのイヤーマフ使用はこのモデルからスタートするのもおすすめです。

 

⑤従来型おすすめイヤーマフ「Howard Leight(ハワードレイト)イヤーマフ」

聴覚過敏 イヤーマフ

遮音値23dB重さ約170gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言やや遮音値は下がりますが、これもシンプルで軽くておしゃれ感のあるおすすめのイヤーマフです。

アームを頭に掛けるタイプなので男の子向きかもしれませんが、耳あてをクルッと内側にひっくり返せばコンパクトに収納できるというメリットがあります。とても小さくなるので持ち運びに便利で、携帯用としての機能性はバツグンです。

とにかく軽いので頭にかけていても首が疲れにくく見た目もシンプルな設計になっているので、ヘッドフォンのようなイメージで使うことができます。友人がこれを使っていますが、角ばった感じがなかなかかっこいいですよ。

 

⑥従来型おすすめイヤーマフ「3M Peltor イヤーマフX4」

聴覚過敏 イヤーマフ

遮音値27~37dB重さ約180~355gサイズ5サイズ
ユッキ―私の一言このシリーズはワンポイントの色が付いているのがおしゃれで、X1~X5まで5段階でマフ部の厚みによって重さが異なります。固定感がバツグンでしっかりとフィットするのも特徴です。
  • X1(グリーンライン)遮音値SNR 27dB 180グラム マフ部厚4センチ
  • X2(イエローライン)遮音値SNR 31dB 225グラム マフ部厚6センチ
  • X3(レッドライン) 遮音値SNR 33dB 250グラム マフ部厚6.5センチ
  • X4(キミドリライン)遮音値SNR 33dB 240グラム マフ部厚5センチ
  • X5(シルバーライン)遮音値SNR 37dB 355グラム マフ部厚8センチ

いちばんバランスがいいと思うのがこの「X4」というやつで、騒音もかなり防ぐことができて重さも軽いという両方の良い所を持っています。形からも分かりますがとても丈夫で、とくに物をすぐに壊してしまうような動きの激しい子供におすすめのイヤーマフです。

 

⑦従来型おすすめイヤーマフ「ALPINE(アルパイン)HEARING PROTECTION」

ALPINE(アルパイン)HEARING PROTECTION

遮音値25dB重さ約255gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言耳当りがふんわりと柔らかく、左右のイヤーパット部で35mmずつ長さを調整できます。めちゃくちゃ遮音性が高いとはいえませんがライブ会場などで使わなければ必要十分の性能。デザインがかわいいこともあっておすすめとしてピックアップしました。

音響メーカー「アルパイン」が販売しているイヤーマフなので、耐久性に優れるのが特徴です。

耳当てパッド部分がとても柔らかく、取り外して簡単に洗えるのも使いやすいポイント。折り畳み式なのでコンパクトに持ち運びができます。また専用キャリングバックが付属されているので、カバンの中にも入れやすくゴツゴツしないのも便利なおすすめイヤーマフです。

 

⑧従来型おすすめイヤーマフ「PELTOR 防音イヤーマフ NRR21 レンジガード」

PELTOR 防音イヤーマフ NRR21 レンジガード

遮音値21dB重さ約170gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言ペルターというメーカーの高品質イヤーマフです。とくに重低音カットに優れる特徴があり、射撃競技や狩猟などで使用されるほど信頼性の高いおすすめ製品です。

このイヤーマフが遮音性の高さだけではなく、さらに音声を増幅する機能も搭載されています。したがって聞き取りにくい場合などは自由に音量調節ができる電子式イヤーマフです。

また3.5mmオーディオ入力ジャックのついているので音楽などを聴きたいときもバッチリで、静かすぎるのもまた落ち着かない場合におすすめのイヤーマフになります。

見た目はちょっとゴツイですがその代わりバツグンの遮音性で、しかも薄型なので邪魔に感じることもなく使いやすいイヤーマフになると思います。

 

⑨従来型おすすめイヤーマフ「ONANOFF(オナノフ)BuddyPhones」

ONANOFF(オナノフ)BuddyPhones

遮音値26dB重さ232gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言ONANOFFというメーカーは子供用ヘッドフォンを作っており、はじめて手掛けたイヤーマフがこのモデルです。やや重さがありますがその分だけ頑丈で、キラキラとした派手めな材質によりモチベーションアップにつながるイヤーマフです。

このONANOFFのイヤーマフがもつ遮音性「26dB」という数値は、100dBの騒音を74dBに抑える性能を持っているという意味です。大きな音はわりとしっかり遮断してますが、話し声は聞き取れるといった遮音性能になります。

遊び心のあるイヤーマフなので付けたがらない場合におすすめで、ヘッド固定部も柔らかなふんわりとした素材で構成されているので痛くならず使い勝手に優れるのが特徴です。

 

⑩従来型おすすめイヤーマフ「UVEX社 イヤーマフ K2」

UVEX社 イヤーマフ K2

遮音値23dB重さ約218gサイズフリーサイズ
ユッキ―私の一言ソフトクッション付きイヤーマフで長さ調節機能付き、さらに交換用ソフトパッドや交換用汗吸収パッドが備わっているので便利です。また耳当て部には低反発素材が使用され、優れたフィット感と疲れにくさを兼ね備えているイヤーマフです。

とくに男の子におすすめと思えるデザインで、派手な中にもシックなおしゃれ感を感じさせるのが特徴。またヘッド部の材質も柔らかく痛くなりにくい素材が使われています。

とくに汚れやすいパッド部などは交換部品も入っているので、長持ち対策としてもおすすめのイヤーマフではないでしょうか。

 

発達障害の子供におすすめイヤーマフ10選の比較表

イヤーマフ画像商品名遮音性能重さ
目立たないタイプdBuddBud11~24dBほんの数g
(最軽量)
King GimKing Gim最大25dB約17g
Quietide Q4Quietide Q4最大31dB数十g
従来タイプPELTORイヤーマフ H6BPELTORイヤーマフH6B 21dB約170g
(最軽量)
Howard Leight イヤーマフ Howard Leightイヤーマフ 23dB約170g
(最軽量)
3M Peltor イヤーマフ X43M Peltor イヤーマフX4 27~37dB
(最高性能)
180~355g
ALPINE HEARINGPROTECTION ALPINE  HEARINGPROTECTION25dB255g
PELTOR NRR21 レンジガード PELTOR
NRR21 レンジガード
21dB約170g
(最軽量)
ONANOFF BuddyPhonesONANOFF
BuddyPhones 
26dB232g
UVEX社イヤーマフ K2 UVEX社イヤーマフK223dB218g

聴覚障害むけ失敗しないイヤーマフの選び方

聴覚障害むけ失敗しないイヤーマフの選び方

イヤーマフを選ぶときには、つぎの3つのポイントがあります。

  1. 遮音値‥音をどれだけ遮ることができるかの数値
  2. 重さ‥長時間装着していると思ったより重量は気になる
  3. オシャレ度‥モチベーションアップにもつながる

遮音値(dB)

遮音値(dB)

イヤーマフでもっとも着目したいのがこの「遮音性能」です。イヤーマフの形など見た目で判断するのではなく「遮音値(dB)」で数値を確かめることが重要になります。

イヤーマフの遮音性というのは「dB(デシベル)」によって表示されており、この数値が高くなるほど遮音性能も向上します。とくに発達障害(聴覚過敏)の場合は最重要ポイントです。

この「dB」で表示された数値というのは、たとえば遮音性能25dBのイヤーマフの場合「100dBの騒音を75dBまでカットできる」というもの。したがって数値が高くなるほど雑音を抑えてくれるイヤーマフになります。

ほかにもNNRやSNRといった単位で表示されている場合もありますが、それぞれ測定する方法などが根本的に異なるため統一した単位で考える必要があります。このNNR・SNRという単位の表現方法はイヤーマフ製造会社によって異なるため比較には向かず、できれば「dB」の数値をチェックするほうが統一されわかりやすいかと思います。

統一した単位で考える必要がある

ただし「dB」の数値が大きいほど静寂性に優れ高性能とはいえ、子供によっては「あまりに静かすぎる環境」を嫌う場合もあります。遮音性に優れたイヤーマフは装着した瞬間に会話まで聞き取りづらくなる場合もあり、恐怖心を感じてしまうこともあるため選び方には注意が必要です。

イヤーマフを実際に耳に当ててチェックできればベストですが、通販で購入する場合で、とくにイヤーマフ初心者であれば「21~25dB」あたりの遮音性能をもつ製品を選ぶのがおすすめです。

初めは遮音性能の低いイヤーマフで子供の様子を見て次第に高い遮音性の製品へ変えてくと、自然に「静かな環境」へ慣れていくことができるイヤーマフの選び方になります。

重さ

重さ

イヤーマフの重さというのは、だいたい遮音性と比例しています。つまり遮音性能に優れるイヤーマフを選ぶと重い場合がほとんどです。

重量の軽いイヤーマフで170g前後、重いイヤーマフで300g前後と大きく異なります。

高反発ウレタンなど「軽くて遮音性に優れるパッド素材」が使われるイヤーマフなどもありますが、そこまで大きく重量が軽くなることはありません。基本的に遮音性と重量は比例するのがイヤーマフの特徴です。

このイヤーマフの重さというのは子供にとってかなりストレスになりますので、聴覚過敏に症状・遮音性能・重量の3つをバランスよく考えることが最適な選び方のポイントになります。

とくにイヤーマフ初心者の場合は遮音性を犠牲にしてもなるべく「軽い製品」からスタートするのがおすすめで、その後もっと静かな環境を希望する場合は、少しずつ重く高遮音性のイヤーマフを選ぶと失敗が少なくなります。

オシャレ度

オシャレ度

初めてイヤーマフを装着するとき嫌がる子供も多く、とくに無機質なデザインになるほど怖がったりして装着したがらないものです。

イヤーマフの選び方でもっとも重要となる「遮音性能」も大事ですが、イヤーマフに慣れていない場合は「おしゃれ感」というポイントもけっこう大事になってきます。

とくに発達障害があることで興味を持てなければ見向きもしないといった場面をよく感じると思いますが、この特性によって反発されないようなデザインのイヤーマフを考えることも選び方の重要なコツになります。

子供がワクワクしそうなデザインで、とくに女の子の場合はおしゃれ感のあるイヤーマフを選ぶ。

まずはイヤーマフに慣れるためにも子供が興味を惹きそうなデザインを選んで、少しずつ慣れてくれば遮音性能などに重点を置いて考えるというのもおすすめの選び方になります。

まとめ

私も愛用しているイヤーマフですが、聴覚過敏というのは実際に体験してみると辛さがわかるものです。正常な人はなかなかわかりずらい発達障害の特性で、聴覚・視覚・体感覚過敏のひとつです。

いずれの特性も本人にとってはとても辛いもので、それが原因で体調を崩してしまうこともあるほどです。周りの人は「何で?」と思うほど本人はダメージを受けていますので、ぜひ理解してあげて下さい。

聴覚過敏の子供がイヤーマフを使うことによって、おもに次の3つについて改善が期待されます。

  1. 映画など静かな場所でジッとできるようになりやすい。
  2. すぐに頭が痛くなっていたのが解消につながる。
  3. 集中力が増すので勉強などがはかどるようになりやすい。

イヤーマフをするだけで、子供にとってはこのような効果が期待できるようになります。

視覚過敏であれば目を塞ぎがちになったりしますし、体感覚過敏であれば体に触れられるのを嫌がったりします。そして聴覚過敏の子供はたくさんの人が集まるようなところで気分が悪くなったりします。

聴覚過敏であればイヤーマフを使うことで「間違いなく子供は落ち着くであろう」とグレーゾーンの私は感じています。

もし少しでも参考になることができれば、私も嬉しいです。

 

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