【お便り】発達障害の中学生が看護師をめざすための勉強と育て方

発達障害中学生看護師をめざす!

そんな家庭へ向けて勉強のポイントやサポートなど、看護師資格合格へ向けてどんなところにポイントをおけばいいのかお便りをいただきましたのでご紹介します。

この方は子供が発達障害をもっており、いろいろと育てるのに苦労したあげく親子で頑張って見事に看護師資格を取得。現在は現役の看護師として活躍されています。

また発達障害でもアスペルガーは「こだわり」がとくに強いため、医者や看護師といった専門職(職人)が向いているといわれています。

高須クリニックの先生も発達障害と仕事の相性などについて言及されていますので、また時間のある時にでもご覧になってみてください。

発達障害で看護師をめざす!勉強のポイント①強要しないこと

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発達障害(ADHD)の息子が、看護師の勉強する上で工夫したポイントとして、最初に挙げたいのは「強要しないこと」です。

ADHDという発達障害は厄介なもので、極端なまでの過集中とこれまた極端なまでのサボり症の間を行ったり来たりします。そして何をいつどこまで取り組み、どこまでやらないかは本人のその日の気分、調子の良し悪し、得意分野、強いこだわりによって決められます。

また、一度決めた事を曲げるのが難しいため、親がどれだけきつく「勉強しろ」と言っても無駄です。私の息子もサボる時はとことんサボっていました。

 

また息子は障害のために友達とのコミュニケーションが上手く取れず、看護学校内でも孤立していました。

授業が終わって、他の生徒らは友達同士で居残って勉強を教えあったり、仲間で揃って外部の予備校に補習を受けに行ったりしていたようですが、本人はそれも行わず、一人で黙々と勉強をしていました。

 

一人での勉強は環境的に落ち着く反面、きちんと勉強できているのか心配になるところでもあります。しかし蓋を開けてみると見事看護師免許を取得していましたし、本人の気が向いた時に、気の向くままに、どうにか上手くやっていたようです。

どうか発達障害をもつ親御さんには、無理に親のペースを押し付けることなく出来るだけ本人のペースを尊重させるようにしてください。

心配で仕方がないというのは、どこか子供さんの事を信じきれてない所があるのではないかと思います。

発達障害で看護師をめざす!勉強のポイント②自分の苦手な所を理解・解決していく

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二つ目のポイントとして挙げたいのは「自分の苦手な所を理解し、解決していく」ことだと思います。一つ目のポイントとして勉強を「強要しないこと」を挙げましたが、放置する事とは違います。それだけでは実りのある勉強はできません。

学校でのテストや模擬試験など、日頃の学習の成果が問われるときは必ず来ます。そんな時に、前もって必ず結果を見せるよう約束することが大切です。

本人が「勉強出来ている」と言ったら、それを素直に信じたいところですが、残念ながらそうはいきません。蓋を開けてみればとんでもない事に…ということもあり得ます。必ず見せてもらうようにしましょう。

 

そして大切なのが、結果を見て評価すること。

発達障害のある子どもは、点数の良し悪しは分かるものの、どこをどう勉強すれば結果が向上するのか、悩んでいる場合があります。

なので、どこが間違っていたのかを一緒に確認し、どういった勉強をすれば良いのか考え、必ず紙に書かせます。そしてその紙を本人の机に張り付けるなどして、いつでも目に付くようにします。

こうすることで自分に足りないことが明確化され、より具体的かつ主体的に勉強に取り組めるようになります。

 

看護師という職業は、日々努力と勉強を求められます。例え発達障害だからといって、考慮されるものではありません。

これから看護師になる人間として、自己管理も出来るようにならなくてはいけないのです。

発達障害で看護師をめざす!勉強のポイント③

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さて、最後に挙げたいポイントが「褒めること」です。単純な事で驚かれるかもしれませんが、実はもの凄く重要なポイントとなるのです。

一般的に発達障害を持っている子供は、過去の経験のせいで、私達では信じられないほど自己肯定感が低いことが多いのです。私の息子もそうでした。

 

例えばテストでクラス内の上位に入ったとしても、絵画コンクールで入選したとしても、喜んだり笑顔を見せることがありません。

じっくり話を聞いてみると、褒められていることは理解できているのですが、自分の達成したことの何が凄いのか、凡そ理解できていませんでした。

自分の息子が発達障害だと分かる前は、家風が厳しく、滅多な事では褒めることをしてきませんでした。ですが息子はそれを正直に捉えて、自分のやっている事は全て褒め称えられるに値しないと認知してしまったようです。

 

この様な「認知の歪み」は発達障害の子供に多く、その後成長しても傷跡を残すことになります。ですから、看護師を目指す勉強においても、親御さんには子供に対して褒めることをお勧めします。

出来て当然の事とは思わずに、素直に、単純に「すごいね!」と言ってあげるだけで、驚くほどお子さんの勉強に対するやる気が上がることがあるんですよ。

看護師は他人を見る(看る)仕事です。そのためにはまず、親から「他人を見て口に出す」ことについて実践し、理解してもらう必要があるのです。

発達障害で看護師をめざす勉強のポイントまとめ

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いかがでしたでしょうか。発達障害があっても、工夫次第で勉強に積極的に取り組めることを理解して頂けたでしょうか。

これら3つの事を気を付けて、息子は現在も看護師として現場に立ち続けています。

ですが発達障害といっても、その状態は多種多様です。あなたのお子さんに会う方法を、一緒に考えていくことが大切です。

そうすればきっと、輝かしい未来が待っているはずです。発達障害だからと諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう!

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