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発達障害で「勉強を諦める」ときチェックすべき3項目&おすすめ改善策

yukky

こんにちはグレーゾーンのゆっきーです。

今回は「発達障害で勉強を諦めるときの改善方法が知りたい」という疑問に答えます。

発達障害で勉強を諦めるときは、かならず原因が隠されているもの。

その原因をハッキリと解明したうえ効果的な改善策について、私自身グレーゾーンの経験も踏まえた上で詳しく解説します。

発達障害で勉強を諦めるときにチェックすべき3項目

発達障害で勉強を諦めるときにチェックすべき3項目

発達障害で勉強を諦めるときは、つぎの3項目のチェックをおすすめします。

  1. 勉強に「楽しさ」の要素が含まれていない
  2. 説明(解説)がわかりづらく「頭が混乱状態」にある
  3. これまでに「苦手部分」があり理解できていない

決して発達障害の子供だけが悪いわけでない、と考えて原因追求することが重要。

実践している家庭学習を客観的にみて、この中の1つでも原因が見つければ即解決がおすすめです。

さらに詳しく3つの原因について解説します。

勉強に「楽しさ」の要素が含まれていない

勉強に「楽しさ」の要素が含まれていない

発達障害で勉強を諦めてしまう場合に、まずもって最初にチェックしたいのが「楽しさ」です。

すでに発達障害による特性についてはご存知だと思いますが、興味の持てない事柄について受け入れるということはまずありません。まったく見向きもしない、というのが発達障害全般に共通する特性です。

したがって勉強を諦めるときは、まずもって「楽しさ」の要素があることを確認。たとえば文章ばかりの教材で勉強をさせていると、楽しさがないため途中で諦めてしまう場合があります。

私ごとですがグレーゾーンの経験からいえば、勉強にどこか楽しさがないと逃げ場がなく「息が詰まってしまう」といった感覚になるもの。具体的にいえばイラストなどが掲載されているだけでも楽しさを感じ、勉強がスッと楽になる感覚をもった記憶があります。

この「楽しさ」の要素というのは何でも良くて、ビジュアル面・勉強のやり方などスタイルは問いません。ワクワクするような楽しさを感じることができれば、勉強中に諦めるといった行動を極力減らすことが期待できます。

発達障害で勉強を諦める場合は、まずこの「楽しさ」についてチェックすることをおすすめします。

説明(解説)がわかりづらく「頭が混乱状態」にある

説明(解説)がわかりづらく「頭が混乱状態」にある

よくわからない「理解につながらない説明」を聞くと、頭がこんがらがって勉強を諦める場合もあります。

とくに発達障害があると「多くの情報量を素早く理解」という処理が難しく、1つずつ確実にゆっくりと理解していかないと頭が混乱するだけ。したがって思った以上に時間を要しますが、1つ理解できれば進めるといったゆっくりペースで勉強を教えることが重要なポイントです。

また説明(解説)そのものが理解しづらいといった原因も考えられ、とくに勉強の順序が前後すると発達障害の中学生はまったく理解できず諦めてしまう恐れがあります。

たとえば教える単元が3部構成で成り立っている場合、順序通り1部から教えず2部から教えるなど。健常児の場合は2部から教えるほうがわかりやすい場面でも、発達障害があるときちんと順序通りに教えないと頭が混乱する恐れがあります。

したがって1つずつ確実に教えて、しっかりと理解したら先へ進む。複数をまとめて教えても理解できず諦めてしまう可能性があるので、かならず1つずつ確実に教えることが重要です。

これまでに「苦手部分」があり理解できていない

これまでに「苦手部分」があり理解できていない

いま勉強している部分が理解できない原因は、もしかすると「過去のつまずき」にあるかもしれません。

たとえば積み上げ学習となる国語・数学・英語などは過去に理解できていない箇所があることで、現時点の理解へつながらない場合も多く見られるもの。この場合に勉強を諦めてしまうことがあるので、徹底的に過去の苦手原因を追究して、さかのぼって理解させておくことが重要です。

これは子供自身ではまったく気づかないポイントで、親のほうが気付く必要あり。現時点の勉強において理解できない箇所から、関連するこれまでの単元を想像しながら探ることが問題解消の糸口になります。

過去の苦手(つまずき)解消についても時間を要する作業となりますが、この問題を解消しない限り先に進むことは不可能。勉強を諦めてしまうばかりになるので、一刻も早く苦手現認を追求・解消することが大切になります。

とくに発達障害があると「理解したフリ」をする場合も考えられるので、確実に理解できたことを確認するため解き方を解説させてみるなど、徹底的につまずきを解消することが重要です。

発達障害で勉強を諦めるときにおすすめの改善策

発達障害で勉強を諦めるときにおすすめの改善策

発達障害で勉強を諦めるとき、改善策としてはつぎの2つの方法が超有効です。

  • 勉強を教える親のほうが修正する
  • 通信教材など代わりに教えてくれる勉強方法を考える

いずれの改善方法をとっても構いませんので、状況にあわせて考えてみてください。

2つの改善策について、さらに詳しく解説していきます。

勉強を教える親のほうが修正する

勉強を教える親のほうが修正する

発達障害で勉強を諦める場合に、まず考えたいのが「親自身の修正」です。

これまでに勉強を諦める原因として3項目を解説してきましたが、基本的に親が修正することで改善が期待でいるといった場面がほとんど。したがってまずは「親自身が教え方などを修正してみること」が問題解消にむけ効果的な対策になります。

とくに発達障害で勉強を諦める原因となる「説明のわかりづらさ」「過去の苦手解消」については親のほうが修正するのが効果的で、もしかすると「勉強の楽しさ」についても親のほうで改善できる余地があるかもしれません。

  • わかりやすく理解しやすい説明するには?
  • 過去に苦手(つまずき)部分があって関係しているのでは?
  • 勉強に楽しさをとり入れられない?

などについて徹底的に修正することで、勉強を諦める問題解消について大きく期待できます。

したがって発達障害で勉強を諦める改善策として、まずは「親自身の修正」を考えてみることが問題解消につながる大きなポイントになってきます。

通信教材など代わりに教えてくれる勉強方法を考える

通信教材など代わりに教えてくれる勉強方法を考える

もし、親自身の修正が難しい‥時間の余裕がない‥といった場合。

この場合は、親の代わりに勉強を教えてくれる「通信教材」の活用などもおすすめ手段になります。

通信教材といっても種類が多く、どれにすればいいのか迷ってしまうもの。

そこで私が超おすすめするのが「デジタル教材」というスタイルで、さらに発達障害に特化した専門教材を利用することで、しっかりと親の代わりとなって勉強を教えてくれます。

デジタル教材すらら

デジタル教材すららの学習画面

とくに発達障害支援の専門家・大学教授が監修している「デジタル教材すらら」などは優秀でおすすめ。

発達障害の中学生でもわかりやすい進み方の映像授業をはじめ、AIシステム搭載による苦手原因を瞬時に表示してくれる「つまずき診断」などお役立ち機能も満載。

まさに発達障害に特化したデジタル教材なので、このような改善方法も便利でおすすめです。

デジタル教材すららデジタル教材すららの「無料お試し体験」ができます。

https://surala.jp/

 

yukky

もし勉強を諦めて学力低下がみられたら、この方法も試してみてください。

【発達障害の中学生】学力低下におすすめ「無学年方式」通信教育3選

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グレーゾーンが選ぶ「学力低下がある発達障害の中学生におすすめ通信教育」になります。とくに重要なポイントは「無学年方式」の採用。発達障害当事者の視点からぴったりの通信教育だけを紹介します。

 

まとめ

今回は「発達障害で勉強を諦めるときの改善方法が知りたい」という疑問に答えてきました。これで勉強を諦めることなく今まで以上に継続性アップへつながると思います。

発達障害があると健常児と比較して、勉強を諦める要素がかなり多くなります。

とくに発達障害の特性による要因が極めて強く、そのなかでも「楽しさによる興味関心」については健常児をはるかに上回る重要な要因。まずはこの「楽しさ」を徹底チェックして、そのうえで「理解しやすい教え方」「過去の苦手追求」などを実践することがおすすめです。

最後に総括すると、発達障害で勉強を諦めるのは精神性&理解能力の影響ともいえます。

まずは勉強を諦めないための楽しさを追求して、さらに理解につながる方法を徹底的に考え改善することが超大切な対処方法になります。

発達障害で勉強を諦めるとき、ぜひ今回の改善策をとり入れてみてください。

グレーゾーンの経験からいっても、かなり効果を実感できる改善策と私は感じています。

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