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自閉症スペクトラムの中学生にはマンガでストーリー性を養う国語勉強のコツ

ASD(自閉症スペクトラム)のお子さんにとって、勉強の教科の中でも国語は少し厄介かもしれません。

文章を読んで、そこから何が書いてあるのかを想像しなければ問題を解くことができませんので、想像することが苦手なASD(自閉症スペクトラム)にとっては難しい作業です。

まだ小学生の頃なら難解な問題はあまり出ませんので繰り返し学習をすることによってカバーできますが、中学生ともなるとストレートに理解するようなものではなく、推測を重ねることでやっと答えを導き出せる問題も出始めますので、想像のレベルがとても高くなります。

自閉症スペクトラムの中学生が国語の勉強に取り組むときのコツ

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勉強をする際には、最初から正解を求めてしまうとプレッシャーを感じてしまってやる気が削がれてしまいますので、まずは活字に触れることから始めます。

本を読むのが好きなお子さんなら文字ばかりの小説なども楽しく読めますが、そうでないと活字だけの本を目で追っていく作業も非常に辛いと感じますので、慣れるまでは漫画のように絵がついているものを利用しても構いません。

本は嫌いでも漫画を読むのは好きだというお子さんが意外と多く、何時間でも読んでいられるという子も珍しくはありません。

勉強とは直結しないように感じて保護者から見れば焦りを感じるかもしれませんが、活字に慣れ親しむことで難しい文章にもスムーズに対応できるようになりますので、ゆっくりとそれぞれのペースで進めていくことが大切です。

参考:聴覚過敏で勉強に集中できない!発達障害におすすめイヤーマフ選び方

マンガでストーリー性を養う

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読めるようになったら、徐々に国語の教科書に書かれているような文章を試していきます。読むことでその場面が頭の中でイメージでき、自分の力で組み立てていけるようになるのが理想です。

漫画を読むことでストーリーを理解したり場面を正しく把握するという作業はできていますので、あとは活字からのみでそれができるかを確かめるだけです。

国語に対して苦手意識を持つお子さんがいきなり問題集に取り組んでも成果は出にくいので、まずはできることから始めるようにします。

漫画は勉強というよりも遊びのイメージが強いので、学ぶという意識がなくてもスムーズに取り入れることができるのが大きなメリットです。

ASD(自閉症スペクトラム)の場合には一度失敗すると拒絶反応を起こして取り組むことを止めてしまうケースもかなり多いので、苦手意識が定着する前にもっと楽に向き合える方法はないかを探すことが非常に重要です。

きちんとやっているように見えるのだが思うように点数が伸びないという場合に一度チェックしたいのが、問題をきちんと読んでいるか・長い文章を最後まで諦めずに読めているかという点です。

参考:発達障害の中学生と親が高校受験に向けて注意したい3つのこと

自閉症スペクトラムの中学生は本を読む習慣作りが大切

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文章を読む練習ができていないと長い文章を一瞬見ただけでも嫌になってしまって最後まで目を通さないということが多々あるのですが、本人がそれを自己申告することはありませんので原因が分からないまま点数が伸びないと悩んでしまいます。

問題に関しても、難しい書き方をされていると理解しようという気力が失われて解くという段階にスムーズに移行できませんので、読む習慣作りをしないと苦労する可能性が高くなります。

日頃から読むことに慣れ親しむと、問題をしっかりと熟読することができて、その場面を想像しやすくなります。

これを繰り返すことが国語の学習にとって必要不可欠であり、最初は点数につながらなくても取り組む姿勢作りをしていくことが大切です。

ASD(自閉症スペクトラム)のお子さんは興味を持てないと勉強に向かうことができませんので、楽しいと思えるような雰囲気や環境を作ることも必要です。

押しつけるようにやらせると集中できなくなって、その後は向き合うことを止めてしまうケースもあります。

できなくても否定をするのではなく冷静に原因を突き止めることも重要であり、できた時には思い切り褒めて達成感が感じられるように工夫をすると更に学習への意欲がわきます。

参考:発達障害の中学生にすすめたい3つの特性で考える3つの教材

自閉症スペクトラムの子供が国語を勉強するということ

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何らかの発達障害を抱えていると長時間集中して取り組むということが困難です。

ですから、短時間ごとに区切って勉強するというのが効率的ですし、子供自身の負担も減らせます。

1日の時間を決めていたとしても、短時間を何度か行ってトータルでクリアしていれば問題ありませんので、長時間集中することにこだわっている場合にはやり方を少し変えてみましょう。

短時間で区切ると思わぬ集中力を発揮できるお子さんもいて、急激に成績が伸びることもあります。

環境面においては、集中しやすいように静かな環境にすることが大切です。

視覚や聴覚が刺激されるような環境にあると、ASD(自閉症スペクトラム)のお子さんはそちらが気になってしまって文章を読んでいても頭に入ってきません。

邪魔するようなものがない状況で読めば想像できることも、集中できないために理解できなくなって苦手意識を持つことになります。

環境面はご家族で整えることが可能な部分ですので、子供の様子を見ながら工夫を重ねて快適な環境にすることが重要です。

 

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