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発達障害の子供におすすめ!日課にしたい3つの運動と勉強にもたらす効果

発達障害の子供にとって「運動をする」ということはメンタル面においても様々なメリットがあります。想像以上にストレスを持っていることも多く、至っては勉強に集中できることにもつながってきます。

そこで毎日の日課として、発達障害の子供には「どんな運動が向いているのか?」について3つのは運動とそのもたらす効果をお伝えしていきます。

発達障害の子供に運動をさせるメリット

発達障害 運動

発達障害を抱える子供は運動を苦手にする子供が多いです。

これは脳による機能的な問題が考えられ、複合的な動きについていけないことが言えます。特に前頭葉の部分に影響が見られることから、この部分を改善していくことで様々な部分を好転させていくことができ、それが大きなメリットです。

では、どのような運動を子供にさせていけばいいか?ですが、単に体を動かせるのではなく、自己肯定感やストレス発散などのものを兼ねたようなことが求められます。

発達障害の子供におすすめの運動①勝負ではなく自分を磨けるもの

発達障害 運動

まず最初におすすめなのが体操です。

発達障害の場合、何かを見てそれを自分でもマネてみるということが難しいです。これをできるようにするには、脳と筋肉を連動させていくような形が有力です。

それに最適な運動が体操ということになります。脳と筋肉を連動させれば他の運動にもいい影響を与えるだけでなく、体操は小さい時からでも行えることから、発達障害を抱える子供にも安心してやらせることができます。

 

体操の利点は筋力などを高めていける点にあります。

発達障害を抱えている子供の多くは筋力に欠けていることが指摘されています。筋肉がないと、正しい姿勢でいることも難しく、体質の面でも弱さが否めません。

発達障害 運動

体操をさせると、筋肉がつき筋力の向上が見られることはもちろんのこと、バランス感覚が身につくようになることも大きなポイントです。また新しい技をどんどん繰り出せるようになる楽しさも体操には秘めています。

発達障害の子供の特徴はジッとしていられない、落ち着くことが難しい点です。

同時にそれは自由に体を動かせるようにさせれば、それなりのパワーにつながるだけでなく、ストレスの発散にもつながるということにもなっていきます。

 

体操の最大の魅力は「自分自身との勝負」にあります。

剣道などのように勝ち負けがついてしまうものは、子供にとっては酷です。体操は自分ができるかどうかなので、モチベーションを高めさせることはさほど難しいことではありません。

発達障害 運動

運動をさせるにしても、優劣をつけさせないようなものがおすすめですが、一方で大きな成長が見込めるものの方がその子供にとってはプラスに働きます。自分はこれができるというものを見つけることでそのことを自信にしてくれるからです。

障害を抱えると自分自身に対する肯定感を欠いてしまうような形になってしまいます。

そうはさせないためにも、体操を通じて自由に体を動かしてもらい、自己肯定感につながるような形にするのが一番です。

<参考記事>

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発達障害の子供におすすめの運動②集中力を活かした陸上競技

発達障害 運動

相手と競わせないようにするもので、マンツーマンの対決になりにくいものとなると、マラソンなどの長距離走を始めとする陸上もおすすめです。

発達障害を抱えている子供にとって、チームプレーになるものはなかなか耐え難いものがあります。その一方で、自分自身でなんとかするような運動であれば苦になることもありません。

 

そうなった場合におすすめなのが陸上競技です。発達障害の子供は走ることが大好きであり、陸上競技との親和性はとても高いことが言えます。

発達障害 運動

陸上競技をしていくことで当然ながら筋力をつけていくことができるだけでなく、反復動作であるために集中しやすいことも言えます。発達障害の子供は複雑な動きを求められるようなものに対して苦手意識が強く、なかなかできません。

水泳や陸上のように同じ動きを続けていくようなものであれば、複雑な動きはないために問題ないです。そしてその競技が好きになってくれれば、ずっとそれでやってくれるというメリットも大きいです。

 

一方親にとってみても陸上は魅力があります。まずお金を掛けず気軽に始めることのできるところがポイントです。学校の部活動でお金を使うこともさほどなく、遠征する際に必要になるぐらいですが、そこまでに成長してくれれば十二分です。

発達障害 運動

発達障害のいい面として「集中しやすい」というのもあり、1つの競技だけを中心にやってくれることで段々と感覚統合もされていき、今まで目立っていたデメリットの部分が消えてくれることも期待できます。

瞬発力を求められるようなものの方がよく、本来長距離は向きませんが、訓練を重ねることで段々と距離を伸ばしていくこともできます。

 

陸上競技を続けていれば他の競技へ転向する際も基礎力は備わっているため、あとは練習を重ねれば足腰がしっかりしておりついていくことが可能です。

もし子供に運動をさせるのであれば陸上競技をおすすめします。たとえ障害があってもやり続けられるだけでなく、マンツーマンでの指導もしてもらえるので安心です。

<参考記事>

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発達障害の子供におすすめの運動③心肺機能を高める水泳

発達障害 運動

心肺機能などを高めるのにおすすめなのが水泳です。

水泳のいいところは、泳ぐ環境があることでやるべきことが明確であり、コースも泳ぐべき距離も把握しやすい点です。自分のペースで泳ぐことができ、人から指図されることもなくできるのもポイントです。

 

発達障害の子供の問題として筋力のなさが挙げられていますが、水泳に関しては筋力がなくてもできる運動のため、他の運動はあまりできないような子供でも水泳だけはできるという子供も少なくありません。

発達障害 運動

意外な効果としては、協調性を学べる点が挙げられます。

一見すると関係なさそうに見えますが、発達障害を抱える子供であっても他の子供たちと一緒に泳ぐことになります。

その際、自分の順番まで待たされることになり、最初のうちは協調性がないために自由な行動をしがちです。しかし指導をされていくうちに、段々と他の子供と同じように待つようになります。

これだけでも発達障害を抱えている子供からすれば十分な進歩です。

 

体が弱い子供でも水泳を行うことで体が強くなっていきます。

プールに入ると体の熱が逃げていきますが、これを逃がさないようにするために体温調節機能が向上し、エネルギーをどんどん生成してくれるようになるため、それで体が強くなります。

心肺機能が上がるほか、全身を使うために疲れてくれるため、夜もぐっすりと眠ってくれるのもポイントです。なかなか寝てくれないというようなケースでも安心です。

それでいて水泳のスキルが上がっていけば向上心も生まれ、大会を目指そうという気にさせます。

 

地方でも立派なプールは多く、誰でも参加できる記録会でも国際大会仕様のところで泳げるため、そういった部分も自信につながっていきます。

学校でプールの授業があってもアドバンテージが大きく、他の運動神経がある子供にも勝つこともできます。この事実は重要であり、他の子供が認めてくれるようになるため、自尊心をうまくコントロールできるのもポイントです。

<参考記事>

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発達障害の子供におすすめな運動まとめ

発達障害 運動

発達障害を抱えていることで、野球やサッカーなど集団行動を求められるようなものが苦手になり、そうした運動が嫌に感じるケースが出てきてしまうのはもはや仕方ありません。誰しもその人にぴったりの競技があり、それを探していくことが求められます。

それが体操や水泳、陸上ということですが、オリンピックで多くのメダルを獲得し多くの人が注目する競技もまた体操や水泳、陸上のため、決して悲観することはなく、健康のために始める程度でも十分です。

 

体力が有り余っており、とにかく走り回りたいような子供が多いのも発達障害を抱える子供に多く見られます。水泳や陸上などはそんな子供にとっては最適な運動であり、知らず知らずのうちに体力がついていくようになります。

最初のうちは手を焼いても、段々と協調性を覚え、鳴りを潜めていくことが多いのも特徴であるため、体力をつけてから野球やサッカーをやらせるというビジョンも持てます。

その前段階に、水泳や陸上をやらせるのはプラス面が大きいです。

 

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