※当サイトは一部「PR」を含みます。

ADHDの中学生の進学へ全日制・通信制・定時制を選ぶということ

ADHDの中学生の場合は全日制の所でも進学する事は可能ですが、本人に負担がかかる場合も多いので、様々な進学先を一緒に選んであげるようにして下さい。

今は普通の高校以外にも通信制高校や専門学校などもありますし、夜に通うことの出来る定時制高校を選ぶ事も可能です。

ADHDの中学生が全日制高校へ通うことについて

ADHD 中学生 進学

選ぶ進学先によってメリットも大きいので、子供の立場に立って考えてあげる様にしてください。

もちろん全日制の高校にもメリットがない訳ではありません。全日制の高校の場合はADHDの症状が比較的軽い中学生なら通うことも可能ですし、何より卒業後の進路の幅が広くなります。

就職する以外にも大学や専門学校を選ぶ事も出来る様になるので、子供の叶えたい夢を叶えてあげる事も可能です。但し、デメリットとして、ADHDに関する知識がない学校が多く、何か合った際にはサポートを受ける事が難しいです。

ADHDは広く認知されてきては居ますが、それは社会人レベルの話であり、高校生にまでは深く理解が行き届いている訳ではありません。その為に同級生とも仲良くなるのに距離を感じてしまう子供も居るので、全日制を選ぶ場合には注意をして選ぶようにして下さい。

参考:ADHDを抱える中学生の勉強法についてベストな方法を考えてみる

ADHDの中学生を受け入れている専門的な高校

ADHD 中学生 進学

次に候補としてADHDなど障害のある子供を受け入れている専門的な高校ですが、カウンセラーなど配備している所も多く、メンタル面を含めた手厚いサポートを受ける事ができます。

更に大きいのが卒業後の進路相談に力を入れている所が多く、ADHDでも進学や就職をする事が出来る様に専門のアドバイザーが常駐しており、企業との架け橋にもなってくれるので、進学する場合にも就職をする場合にも手厚くサポートを受ける事が可能です。

但し、専門的な学校に通う場合は子供が自分が障害を抱えていると感じてしまう事も多いので、気持ちが落ち込んでしまう事も多く、他人とは違うのだという気持ちになってしまい、モチベーションも下がってしまう可能性があります。

専門的な学校を選ぶ場合には子供が本当にそこの学校を望んでいるのかどうかヒアリングしてあげるようにしてください。

参考:ADHDの中学生に進路を考えるときは専門学校も効果的な選択?

通信制高校を選ぶという手段

ADHD 中学生 進学

他にも通信制高校の利用も検討して下さい。

通信制高校なら通学をする回数が少なく済みますし、自宅での勉強が主になるので、周りの環境に左右されること無く、勉強に励む事ができます。

自宅で行う勉強ならリラックスしてできますし、通信制高校は月に1回から2回程度の通学で済む所も多く、障害に悩む心配もありません。

デメリットとしては、通学する回数が少ないので、友達を作りにくい所です。

学生時代は多くの友達を作りたいと考えている子供も多いので、通信制高校を選ぶ時には友達ができにくい可能性もきちんと説明してあげるようにしてください。

周りに友達がいないと勉強に対するモチベーションが上がらない子供にも不向きと言えます。

但し、専門のカウンセラーなども常駐している所が多いので、有事の際にも安心できる所は大きなメリットになります。またそれ以外にも公立と私立では変わっていくる事も多いので、どちらを選択するかも検討してみて下さい。

参考:ADHDの中学生は通信制高校に進学させるという手段も有効

定時制高校へ通わせるメリット

ADHD 中学生 進学

次に定時制高校ですが、定時制高校の場合は様々な年齢層の方が通学されているので、自分より年上の人達は理解力がある方も多く、安心して通わせる事ができます。

授業内容も全日制に比べると比較的簡単なところが多いので、勉強について行けなくなる心配もありません。定時制高校なら夕方に通う事が多いので、通学する際も電車やバスが混む事が少ないため、比較的楽に通学できるのも魅力の一つです。

同じ年齢の同級生が少ない分、寂しく感じる事があるかもしれませんが、年上の人に囲まれているので、普段話をする機会の少ない方々と仲良くなることが出来ます。

中学生の頃とは違って、高校生になると人との会話も楽しくなってくる時期になる為、子供の情操教育にも役立つはずです。更に定時制高校の場合には勉強を本当にしたいと考えている方が多く集まっているので、環境も良いと感じる事ができます。

参考:ADHDの中学生が塾へ通えないときに考えたい3つの勉強方法

ADHDの中学生に進学と同じくらい大切な事とは

ADHD 中学生 進学

進学する上では高校選びの他にも大切な事があります。それは子供と向き合うことです。発達障害のレベルにもよりますが、重度ではない場合は普通の生活を送るのにも努力次第では行うことが可能です。

中学生になると自意識も芽生えており、自分の将来についても考える事が出来る年齢になります。親の意見を押し付けるのではなく、子供自身が今後の将来をどの様に考えているのか、じっくり話し合いをして下さい。

学力の面で支障がない場合には全日制でも努力次第では普通に通うことが出来ますので、勝手に無理だと決めつけるのは絶対にやめましょう。

子供の意志を尊重しなかった場合は適切な学校選びが出来たとしても卒業まで通わせる事が難しくなります。子供が行きたい所に行かせてあげるのが何よりも一番良いので、出来るだけ意志を尊重してあげる様にしましょう。

もちろん全て子供の意見を通すのではなく、本人が努力する意志がある場合に限ります。

参考:発達障害の中学生と親が高校受験に向けて注意したい3つのこと

ADHDの中学生の勉強に悩んでいませんか?

ADHD 中学生 進学

中学生のうちにたくさん勉強をしておくことは、将来のためにも貴重な経験となります。しかしADHDがあると学習塾が受け付けてくれない、または家庭教師に断られた‥などとまだまだ勉強のできる環境は揃っていないものです。

私ももう少し勉強のできる環境があればと思ったことから、ADHDなど障害のある中学生を受け入れてくれる家庭教師や的確な勉強方法について考えています。

すると見えてくるのが家庭教師と家庭学習の2つです。

学習塾に通うことは難しいので、自宅で勉強のできる家庭教師や家庭学習教材というものはかなり便利な選択になるはずです。

そんな中からADHDの中学生に対して知識をもって理解してくれる家庭教師について、全国を探して「ここなら大丈夫」というところ、または発達障害支援の専門家が監修している文部科学大臣賞を受賞した家庭学習教材などをまとめています。

子供に少しでも多くの勉強をさせてあげるために、ぜひのぞいてみてください。

 

 人気記事 

発達障害のある中学生にすすめたい支援専門家監修のタブレット学習

コメント

タイトルとURLをコピーしました