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【実体験より】ADHDの中学生が不登校になった時にやるべき7つの対処法

ADHDの中学生への不登校対策として7つの順序をお伝えします。ムリをしないで少しずつ見守ってあげてください。

ADHDの中学生が不登校になった時にやるべき7つの対処順序

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療育の専門家として長いあいだ続けて来られた方のお話しの中から、どんな順序で取り組めばいいのか具体的に聞くことができました。

  1. まず玄関を出ること
  2. 誰もいない学校の校門を触ってくる
  3. 誰もいない放課後に保健室や空き教室へ行く
  4. 生きやすい時間に登校し空き教室へ行く
  5. 空き教室で先生と会う
  6. 空き教室で時間割に合わせて勉強をする
  7. 好きな教科だけ出席する

ただ、誰も同じようにいくとは限りません。あくまでも専門の方が考えた、いちばん効率のいい方法とおっしゃる順序です。

特別なことではなく、一応の目安として療育の延長上にあると思ってください。

ADHDの中学生が不登校になる理由

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ADHDとは、注意欠陥多動性障害とも呼ばれる障害になります。

集中力がない、気が散りやすいなどの不注意、じっとしていられない、落ち着きがない多動性、順番を待てない、考える前に実行してしまう衝動性の3つの要素が見られる発達障害の一つです。

小さい子供であれば誰にでも見られる要素のため、周囲の人に理解されにくく、障害ではなく親のしつけが出来ていない子であったり、乱暴者であるという誤解をされることも多々あります。

ADHDの特徴は、年齢の発達に不釣り合いな行動が多く、社会的な活動や学業に支障をきたすことがあります。知能的な遅れはなく、感情や行動のコントロールをすることが苦手というのが特徴となります。

勉強面で何の問題がなくても、落ち着きがなかったりじっとしていられない、集中力がないなどの問題があると、やはり学校生活は難しくなってしまうというケースはよくあります。

怠けたりサボったりする気はないのですが、集団生活や先生の指示通りに動けないという誤解をされてしまうことで自信を失ってしまい、中学生になると不登校になってしまうということも考えられます。

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成績は問題ないのに、提出物が提出できないなどを繰り返すことで先生が叱るという、というのが何度も繰り返されることで子供の負担になってしまうのです。

このようなケースの場合、原因はADHDを家族も教師も気づいていないことで、できないことを子供が強制されることでパニックになり、どう対処して良いのかわからずに不登校につながります。

どんどん自信がなくなってしまうと、不登校だけではなく、うつ病やひきこもりなどの二次障害や並存症などの引き金になります。

成績に問題がないのに不登校になってしまうと、障害が問題なのではなく単なるわがままで片付けられてしまうこともあります。

不登校になった中学生に大切なこと

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ADHDで中学生が学校に行けなくなってしまった場合、本人の努力だけではなく、家族や学校のサポートが重要となってきます。

学校を卒業して社会に出た場合支援やサポートをしてくれる人はいなくなるため、中学生本人もどう生活したら良いのかをサポートを受けられる学生のうちに学んでおく必要があります。

ADHDは、根本的に治療することのできない障害です。しかし、障害を乗り越えるための学ぶ教育や療育、症状を緩和する治療薬は存在しています。

とくにコンサータという薬物は50%は完全効果があり70%はほぼ効果があるとされていますが、私は専門の小児科医の先生から習ったことなので詳しいことまでは言えません。しかし「薬はダメ」という風習はいまも多く残っており、それで少しでも症状が緩くなるのであれば根拠もなく使わないというのはもったいないです。

調子が悪いときだけ服用するという判断を子供に任せることができるまで、親が様子を見ながら使ってみるのもいいのかなと思います。

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他にも、環境調整をしたり、周囲が普段から対応方法を考えることによって、中学生でも生きやすい環境づくりをすることは十分に可能となっています。

療育や教育に年齢は関係なく、いつからでも始めることができます。障害に気づいた時点で早めに取り組むことが大切です。

治療方法としては、根本的に治すことはできないため、症状を緩和させる療育という手法をとることから始めます。

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社会的な自立を目指したスキルを取得したり、環境を整えるアプローチになります。主に環境調整や、ソーシャルスキルトレーニング、ペアレントトレーニングの三つが行われます。

①環境調整

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まず、環境調整は、文字通り環境を良くすることをいいます。学校や家庭における環境を改善する方法で、集中力がない子には集中を妨げる無駄な刺激物を机の周りに置かないなど、教室や身の回りの環境を調整します。

片付けが苦手な場合には、元の位置にものを戻しやすいように工夫する、視覚過敏がある場合には照明を工夫することや、集団行動ができない場合には、特性を踏まえた上で頭ごなしに叱らないように教師に気をつけてもらうなどをしていきます。

中学生の場合、夜型になっているケースもよくありますが、朝型の生活へとリズムを整えていくことも大切です。

②ソーシャルスキルトレーニング

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ソーシャルスキルトレーニングは、様々な特性を持つ本人が社会や生活での適切な行動をできるようにするためのトレーニングを行います。

対人関係をうまく行うための社会生活技能を身につけるためのトレーニングとして、紙芝居や遊びを使ったロールプレイなどが行われます。

③ペアレントトレーニング

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ペアレントトレーニングは、保護者側が障害のある子供に対しての関わり方や子育ての工夫の仕方などを学んでいくプログラムになります。

間違ったことをした時の注意のやり方、行動に対するアドバイスのやり方、本人が自信をつけるようにする褒め方など、子供との接し方について学んでいくトレーニングになります。

このような療育は、発達障害を専門とした病院や公立・民間の支援事業所などを通じて学べます。このような場所に通うことによって子供も自信がついていき、学校にも通えるようになっていきます。

ただし、子供や家族の努力だけでは難しい点もあります。そのため、学校と連絡を密接に取り合っていくことも重要です。

単なるわがままでみんなと同じ行動ができないのではなく、障害だから学校生活が上手くいかないのだということを理解してもらうことが、学校も子供と接しやすくなる方法となります。

教室は無理でも保健室登校から初めて、少しづつ環境を整えていくことが大切です。

ADHDで不登校になったときの勉強方法

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ADHDやグレーゾーンと診断されたということは、ラッキーなことと思ってください。

なぜかといえば、ADHDを改善するための療育環境が整っているからです。診断されたということはグレーゾーンといえど少なくとも障害の特性を持ち合わせていることが明らかになったことで、改善への道を辿っていく事ができるようになります。

いちばん良くないのが「親が子供の特性に気づかない」「気付いていても医師などに相談しない」などで、いつまで経っても好転せず逆に進行することにより、結果的に子供も家庭も私生活や勉強などの不具合で悩むことになります。

まずは子供の様子がおかしいと思ったら医師や関係機関に相談してみる、この1歩がすべての問題を解決できる大きな進歩になります。

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その上でADHDと診断されると、勉強方法について考える必要があります。

とくに不登校になると勉強との接点がなくなってしまうため、放っておくと子供からどんどん勉強が遠ざかっていきます。子供の頭の中にあった勉強というものが、少しずつ消えていってしまうためです。

その勉強との接点を持ち続けるためにも、自宅学習はとても大切になります。ムリをしない程度に目の前に勉強があるということ、そして少しずつでいいから取り組んでいくことの大切さを感じてみてください。

どんな勉強方法がいいのか迷うと思いますが、ここでいちばん大切なのは子供が積極的に取り組める要素を持っていること。そしてムリをせず少しずつ進めるような配慮のしてある、専門家などによって構成されている教材などです。

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それを実現するためには自宅学習ということを考えるとE-ラーニングといったパソコンで動きのある授業などを活用する、または広汎性発達障害についてしっかりと理解をしている家庭教師に任せるなどの方法があります。

私もそのような教材について調べてみましたが、個人的な意見としては専門家によって構成されたE-ラーニング教材などはいいのかなと思います。費用もそんなに高くないので、家計への負担も少なくて済むのもメリットになります。

いつの日か「まず家を出る」ことから、少しずつ不登校克服の道ができれば問題も少しずつ改善していくはずです。焦ることなく出来るところから少しずつ、親もADHDやグレーゾーンの子供も、いまの中学生という現実の中で将来への期待を高めていってください。

 

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