ADHDの中学生が進学を考えるときのサポート校とは?選び方について

ADHDなど広汎性発達障害のある中学生が進学を考えるときに、サポート校という選択肢も家庭を助けてくれる1つの手段になります。

サポート校とはいったいどんな学校なのか?選び方はどうすればいいのか?などサポート校全体のことについてお伝えしていきます。

サポート校とは?ADHDの中学生にとってどんなところ?

ADHD 中学生 サポート校

ADHDを抱える中学生にとって、現在通っている中学校はもちろんのこと、今後進学するであろう高校に通うことはとても大変に感じることがあります。

ちょっとした違いではあるものの、そのちょっとした違いにすら周囲の環境では対処しにくいため、生きにくさを感じやすい面があるからです。

そうした時に進学を検討するのがサポート校です。

通信制高校の付属でついているケースが多く、通信制高校に籍を置きながら普段はサポート校に通うことで高卒の学歴を手にしながらマイペースで学べる環境に身を置くことができます。

サポート校では高卒の学歴がもらえます

こうした学校はADHDに特化しているわけではなく、実に様々な人を抱えておりノウハウはかなり蓄積されています。精神疾患に苦しむ人や学習障害で大変な思いをしている人、ダウン症の子供など様々な人がいます。

ADHDなどの発達障害の子供は普通学級に通わせることはできるものの、周囲の協力や親自身の努力なしには難しいです。高校に進学させるとなるとさすがに今までの協力などはしにくくなります。

いずれ自立させなくてはならず、それでいて現状をサポートしてくれる環境を考えるとサポート校に通うことがとても大事です。

どんなサポート校があるか調べておくことが大切

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サポート校を利用するに当っていちばん考えておきたいのが、子供との相性です。

ひと口にサポート校といっても学校によって取り組み方はさまざまで、どこがおすすめ!ということはありませんが学校の特長などをザッと把握しておくことが大切になります。

確かに人気のある学校やおすすめといわれる学校もありますが、それよりも大事なのが子供の能力がさらに伸ばせる学校であるかどうかです。

別の言い方をすれば、ADHDの特性には「興味がなければ取り組まない」ということがありますので、まず子供が興味を持てるか?という部分は重要になります。

まずいくつかのサポート校を調べて、どんなことをしているのか?を知っておくことが重要なスタートラインになってきます。

サポート校を知るためにもまずは資料に目を通してみてください。

資料取り寄せ:ズバット通信制高校比較

ADHDの中学生にサポート校はおすすめ?どんなことをするの?

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通信制高校に在籍する形をとっているものの、通信制高校に通う日は年に数日程度しかありません。中には週何回か通わせるところもありますが、多くのところは年に数日です。その代わりにサポート校に通わせることになりますが、そこでの指導は各施設で個性が分かれる部分です。

通常、勉強の評価をする際にテストを参考にするのが当たり前ですが、こうしたところではテストでの評価はしません。国語であれば作文、美術であればプラモデルなどその子がやり切った成果物を評価対象にするケースが多いです。

得意分野の能力を伸ばすような教育です

発達障害や学習障害を抱えていると、自らの力で学ぶことに限界があります。

ADHDの生徒を多く抱える通信制高校の中には、こうした生徒を専門に扱う学習塾と連携してきめ細かい学習をさせるケースもあります。1人1人のサポートをしていくために個別に計画を立てて、それに合わせて指導をしていくことも見られます。

個別に指導をしていくことでマイペースな学習を可能にさせるだけでなく、心理検査を受けさせて生徒の状況を知ってから計画を立てるところも存在します。発達障害を抱える中学生の両親はこのあたりをしっかりと見ておく必要があります。

参考:ADHDの中学生に進路を考えるときは専門学校も効果的な選択?

サポート校は中学生から通うケースも

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一方で中学生の段階からサポート校に通わせるケースも見られます。

普通学級の場合、その子のためにペースを合わせることははっきり言えば無理であり、やんわりと特殊学級へ行くよう求められることもあります。

しかも特殊学級ですら学校によっては満足のいく指導ができておらず、家庭でカバーをしなければならないこともあります。

中学生の時から通わせることで、本当に分からないところから段階的に学習をさせられます。分からないものを分からないままにしている人が非常に多く、小学生レベルの問題すら分かっていない人もいるほどです。

中学生を受け入れるサポート校の魅力は高校になってもそのまま利用できる点です。

中学生からでも通えて高校まで利用できます

そうすれば長く人間関係を構築できるため、その子の人となりや調子の波などを分かった状態で接してくれます。信頼関係があることで多少難しい指導もしやすくなり、生徒の自尊心を傷つけない形で指導が行えます。

中学生を受け入れてくれるところを探し、通信制高校に進学することになっても引き続き通い続けられる環境であれば親としても不安が少しは薄らぎます。

参考:ADHDの中学生が塾へ通えないときに考えたい3つの勉強方法

サポート校の選び方

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もちろん公立中学の特殊学級ではこうした場所に通わせなくてもきめ細かい指導を受けられたり、理解のある先生が多くいる学校などもあります。

しかしそうしたところは一部であり、普通学級はもちろんのこと特殊学級や支援学級ですら理解に乏しいところもあるなど環境には地域間の格差があるのが現実です。

そうなると高校への進学を検討する際に親身に対応してくれるかどうかは極めて微妙であり、無理やり公立高校や私立高校に通わせるパターンもあります。高校に入ってさらに自尊心が傷つくことも残念ながら出てきてしまいます。

自尊心が育たないことで自立を困難にさせることから、自信を持たせてやる気にさせて自尊心を芽生えさせる場所がADHDの子供には必要です。

特におすすめなのが発達障害の子供に特化した場所です。臨床心理士の資格を持ったスタッフが多くいるなど、理解度がかなり高い環境に身を置くため子供はもちろんのこと、親にとっては最高の環境です。

ADHDを理解してくれる環境は整っています

以前に通っていた先輩が就職するケースも多いため、自立するための力をつけることも可能です。ADHDを抱える場合にはそれに特化したところに通わせるのがおすすめです。

参考:発達障害の中学生と親が高校受験に向けて注意したい3つのこと

まとめ

ADHD 中学生 サポート校

驚くような才能を持つ人が多く、才能を開花させる人もこうしたところから出てきます。人間は必ず1つは得意なものがあり、それを育てる環境が必要です。

無限の可能性を尊重し、芽を潰そうとしないところに通わせることで発達障害を1つの個性と受け取って人生を過ごすことができるようになります。

このように考えてみるとADHDの中学生には勉強のしやすい環境ともいえますので、進学するときにサポート校を選ぶことは将来へつながるメリットもたくさんあります。

 

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