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【グレーゾーンの経験から】ADHDを抱える中学生におすすめ3つの勉強方法

ADHDの中学生にはどんな勉強方法がいいのか?

発達障害の特性などから対応すべき点などについて、私自身の経験と講習会で習った根拠を元にしながら探っていこうと思います。

ADHDの中学生におすすめ3つの勉強方法

私はADHD(発達障害)のある中学生には、つぎの要素が勉強方法に必要と感じています。

  1. 勉強に向かうキッカケとなる「楽しさ」があること。
  2. 学年の枠を通り越して勉強できる「無学年制」であること。
  3. 文字よりも「視覚的」に理解できること。

これらの要素が含まれた勉強方法をご紹介します。

このADHDの勉強方法におすすめの要素については後ほど詳しく解説します。

ADHDおすすめ勉強方法①数学(算数)をしっかり勉強できるタブレット学習教材

「RISU算数」

RISU算数

数学(算数)をしっかりと勉強させたいという場合も多いかと思いますが、そんなときにおすすめなのが「RISU算数」を使った勉強方法です。

キャラクターが使われているので楽しさもあり、無学年制でいまの学年以外にも自由に取り組めることで学力に見合った家庭学習を実践できるタブレット学習教材です。

数学(算数)しか取り組めませんが、専用タブレットを使ってそれだけしっかりと特化して勉強できる通信教育(ネット教材)になります。

公式サイト  RISU算数 

 

ADHDおすすめ勉強方法②発達障害支援の専門家によるネット教材

「すらら」

すらら

キャラクターやアニメーション授業で「楽しさとわかりやすさ」のあるネット教材になります。

とくに特徴なのが「発達障害支援の専門家」が監修しているという点で、親でも教えるのが難しい「理解できるための言い回し」などを代わりに説明してくれるのでとても助かる教材です。

小学生の範囲から勉強できる「無学年制ネット教材」なので学年枠を通り越して勉強できて、さらに充実したテスト機能などで基本教科や英検をしっかりと取り組める教材です。

 

ADHDおすすめ勉強方法③発達障害を理解したネット家庭教師

「ネッティ」

ネッティ

ADHD(発達障害)があることで「受け入れ拒否」をする家庭教師も多いですが、そんな中でも発達障害全般を理解して受け入れ実績をもつのが「ノーバス」という家庭教師です。

ノーバス

その家庭教師ノーバスが運営しているのが「ネッティ」というネット家庭教師で、ADHD(発達障害)のある中学生がオンラインで指導を受けられるおすすめの勉強方法になります。

参考:発達障害の中学生「家庭教師ノーバス」を選んで損しない7つの理由

ADHDの勉強方法におすすめの要素

ADHDの勉強方法におすすめの要素

私がADHD(発達障害)のある中学生の勉強方法として必要と考える要素は以下の3つです。

  1. 勉強に向かうキッカケとなる「楽しさ」があること。
  2. 学年の枠を通り越して勉強できる「無学年制」であること。
  3. 文字よりも「視覚的」に理解できること。

この3つの要素についてグレーゾーンの私が詳しく解説します。

①勉強に向かうキッカケとなる「楽しさ」がある

①勉強に向かうキッカケとなる「楽しさ」がある

まず、もっとも重要ともいえる要素が「楽しさ」です。

私も中学生時代には勉強が楽しくなくて取り組むことができませんでしたが、ADHD(発達障害)があるとどうしても「自分が興味を持つものしか見向きもしない」というものがあります。

つまり「楽しさを感じない勉強には興味が持てない」ということ。

そこでグレーゾーンの私が唯一勉強に興味を持つことができたのが、キャラクターなどがたくさん使われて説明されている「楽しさ」の感じられる勉強方法でした。

そんな経験からいえるのが、まずは「楽しさ」を感じられることが大事。

これはADHD(発達障害)のある中学生にとってとても重要な要素になるので、勉強方法を考えるときに絶対に外してはいけない部分になります。

②学年の枠を通り越して勉強できる「無学年制」である

②学年の枠を通り越して勉強できる「無学年制」である

ADHDによって学力低下がみられるという場合も少なくありませんが、どこの家庭でも共通した悩みとして抱えがちなのが「いまの学力に沿った勉強方法が見つからない」という部分です。

たとえば通信教育を始めようと思っても、いまの学年を選んでスタートするため難しい。

そんな悩みを解消するために必要な要素が「無学年制」の勉強方法です。

無学年制の勉強方法を実践するためには「無学年制のネット学習」「ネット家庭教師」など、学年の枠を通り越して取り組める教材などを見つける必要があります。

この「無学年制」というのはADHDの中学生にとって、学力にピッタリの勉強を実践するためにとても大切な要素になります。

③文字よりも「視覚的」に理解できる

③文字よりも「視覚的」に理解できる

グレーゾーンの私も中学生のころ経験がありますが、ADHDがあることで「文字を読むのが苦手」ということがあると思います。

私も文字を見るだけでまったく読む気がせず、とても勉強になる気配すらありませんでした。

そこで大切な要素が「文字よりも視覚的に理解できる工夫」で、とくにネット教材などに搭載されている「映像授業」などはとても分かりやすく理解しやすい勉強方法になります。

パッと見てなんとなく全体像がわかる、これが大切な要素です。

このような要素があればADHDの中学生におすすめの勉強方法といえます。グレーゾーンの私が経験したことを基に考えたので間違いないといえます。

もういちど3つの勉強方法をチェックする

ADHDの中学生は「見守る」勉強方法が大切

adhd 中学生 勉強法

ADHDは発達障害の一種で注意欠陥・多動性障害とも呼ばれており、学童期の子どもの3%から5%程度に見られ、とくに男児に多いと言われています。

生まれながらに持つ機能障害であるため、育て方やしつけの問題ではありません。

障害について理解せずに無理に勉強を強いることは逆効果になってしまいます。障害であることを受け止め、本人に合った勉強方法を用いることで結果も大きく変わっていきます。

また、思春期を迎える中学生の時期では、気難しい年頃でもありますので出来る限り配慮することが大切です。

ユッキ―

ADHDの症状は中学生になるとおさまるケースもありますが、学校の授業に集中できず、じっとしていることも困難だということもままあります。勉強にも遅れ、衝動的な行動に出てしまうことから本人も悩みを抱え、上手くいかない苛立ちとストレスから悪循環に陥ってしまうことも。

勉強が嫌いになり、友達とも仲良くできないとなると登校拒否にもなりかねません。最も近くで手を差し伸べられるのは保護者の皆さんです。

ただ、決して無理強いするのではなく、本人を見守るようにサポートしてあげてください。

参考:ADHDの中学生に優しく対応して無料体験のある3つの家庭教師

高校受験があるからといって焦ることは禁物

勉強が遅れているからと言っても、合わない学習方法を選択してしまうと効果はなかなか現れません。本人もがんばろうとは思っているのに、どうしてもできないとお互い歯がゆい思いをしてしまいます。

結局「努力しても報われない」「自分にはできないこと」という意識を持ってしまうと、先程のように不登校やうつ病などの二次障害を併発してしまうこともあります。

健康第一で元気に育ってくれれば良いというのは親としての願いではありますが、そうなってからでは遅いのです。

注意欠陥型には、「先生の話に集中できない」「些細なことに気をそがれる」「興味がある事とない事との差が激しい」といった症状があります。多動・衝動型では「じっと座っていることができない」「衝動的に叫んだり動いたりしてしまう」「ルールが守れない」といった症状です。

ADHDのなかで分類される症状ですが、どちらも合わせ持つ人も多くいます。こういった症状を踏まえたうえで、中学生のお子さんに適した学習環境と勉強方法を考えていきましょう。

参考:ADHDの中学生が塾へ通えないときに考えたい3つの勉強方法

ADHDの特性でもある「注意力散漫」を考える

ADHDを抱えるお子さんの集中力が散漫である場合は、いかにその集中可能な短い時間を活かせるかがポイントです。

通常の大人でも集中できる時間は90分、集中力の波は15分周期と言われています。小学校を卒業したばかりであれば、その周期でつまずくこともあるため、一時限の50分程度でも授業に集中することは難しいと言えます。

注意欠陥型の症状を抱えるお子さんであれば、さらにその時間は短縮されます。

そのため時間で区切るのではなく、テキストの問題は一問ずつに分けるなど短いスパンで休憩を挟みながら続けることが大切です。

また、ちょっとしたことが刺激となってすぐ気が散ってしまいますので、勉強に必要ないものは目の届かない場所にしまいましょう。勉強部屋はシンプルにして、机を簡易的な仕切りで区切って視界を制限するのもおすすめです。

同じ学習内容を何度も繰り返すことも効果的です。

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これは、一般的な記憶術にのっとった勉強方法です。忘却曲線と呼ばれる人間の忘れる仕組みを曲線で表したものがあります。一度学習したものでも20分後には42%を忘却するといわれ、1日後には74%、1週間後には77%を忘れてしまうと言われています。

一度暗記しただけでは、明日には7割以上も忘れてしまうのが普通のことなのです。暗記した後10分後に復習、寝る前に復習、朝起きてから復習というように間隔を空けて繰り返すことが最適だとされています。

この「間隔を空ける」という行為は集中力が持続しづらい注意欠陥型の症状を持つお子さんにも、適した勉強方法だと言えます。

多動・衝動型の場合で、どうしてもじっとしていられないお子さんなら、あえて「ながら」勉強を取り入れるのも一つの方法です。音楽を聴きながら、おもちゃなどを触りながら、ラップの芯を足で転がしながらなど体を動かすことで集中できることもあります。

参考:発達障害の中学生にすすめたい3つの特性で考える3つの教材

ADHDの中学生におすすめ3つの勉強方法まとめ

最後に最も重要なことは「親の目が届く場所」で勉強を行うことです。直接的には勉強できるようになることとは関係がないように思えますがADHDは心の支えが必要です。

親の目が届く範囲であれば、目的を達成したときに褒めることができます。失敗や苦難を抱えることが多いADHDですので自信をなくすことも多いのです。

また、ひとりでは注意散漫になりがちな状態も「親の目」があることで、誘惑に負けづらい環境を作れます。リビング学習が注目されているのも、親の関心を受けていることでモチベーションの向上に繋がっているためです。

ユッキ―

ただし、あくまで「見張る」のではなく「見守る」ことを心がけてください。

最後は親子の思いやりが大切になるかと、私は思います。

失敗しても叱りつけたり強制したりするのはぜひ避けてください。

 

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