発達障害の中学生は「こだわり」をもつことが多いです。

自分が興味のないものには全く振り向くことはない‥そんなこだわりを持っているのが発達障害の特性ですが、それを活かすことで勉強にも集中できるようになります。
そんな発達障害の中学生がもつ「こだわり」から勉強方法を考えていきます。
発達障害の中学生は「こだわり」をもつのが特徴

発達障害の中学生がもつ「こだわり」というのは、いわゆる”興味”のこと。
つまり興味を持てるかどうか?によって取り組むかどうかが決まってきます。
つまり「こだわり」というのは色々な意味でキッカケになるということ。
私の知り合いにも発達障害の中学生がいますが、みなさんと同じように「こだわり」を持っているために物事の好き嫌いがハッキリとしています。
興味を示したものだけに取り組んで、それこそ何があってもそれだけは自分の「こだわり」として興味を持ち続けることができるんです。
しかしその逆に興味を感じないものに対しては、まわりの”しがらみ”などは一切関係なく振り向くこともしないのが発達障害の特性です。
しかしその姿を見ていると”本来の人間の姿”が見えてくるような気がして、これが正解なんだと思って安心できる面もあります。
反発してこだわりを持っているワケではなく本能がそうさせている、というのが発達障害の中学生に見られる「こだわり」というものだと思っています。
発達障害の中学生がもつ「こだわり」を勉強に活かす

だったらそんな発達障害の中学生がもっている「こだわり」を勉強のほうに向かせてみてはいかがでしょうか?
私はそれさえできれば発達障害の中学生は勉強に集中できない、なんて悩む家庭も少なくなるのではないかと思います。
どんな勉強だったら興味をもつことができるか?
まず一般的な文字ばかりの勉強に対しては、まったく見向きもしないはず。
さらに難しい説明なんて聞く耳も持たない。
それであれば全てをその逆にすれば興味をもてるはず。
しかしそんな学習塾を探してみてもまず存在しないし、また見つかったとしても子供が通うことが出来なかったり受け入れを断られたりと問題はさまざま。
だったら通信教育を自宅学習に取り入れてみたらどうでしょうか。
私も以前に発達障害の中学生が通信教育に取り組んでいる姿をみたときに、もしかしてこういうことかな?なんてどこかピンッ!ときた経験があります。
それはたぶん「こだわり」をプラスの方向へ活かすことに成功した一例だと思いました。
しかし通信教育と言ってみてもたくさんの種類があって、どれだったら発達障害の「こだわり」を満足させて興味を惹くことのできる教材なのでしょうか。
そこで私もそのときの発達障害の中学生が楽しそうに取り組んでいた教材について詳しく調べてみることにしました。
発達障害の中学生がもってる「こだわり」はマイナスではない

私が出会った発達障害の中学生が取り組んでいた教材というのは、あとでわかりましたが「発達障害支援の専門家」による監修のもと作られた教材だったということ。
それを知って私も納得できたんです。
それがこの教材。

私の体験談
これは「通信教育すらら」という教材で、発達障害のこどもが興味をもてるよう専門家や大学の教授たちが監修しているものです。
実際に私も体験してみましたが、一般的な通信教育と比較してみるとまず「授業」の進み方や説明の仕方が根本的に違うことに気がつきました。
ふつうの授業というのはずっと説明が続きますが、この教材の授業というのは「少しだけしか説明しない」という独特の流れ方の授業なんです。
その少しだけの説明に対して、その部分だけの確認問題が出る。
これなら発達障害の中学生も簡単に解くことができる。やっている内容は学校と何も変わりませんが、授業の進み方がしっかりと考えられているのか解くことができるんです。
それにまず第一関門ともいえる「見た目」についても、発達障害の中学生が興味を持つであろう「キャラクター」「アニメーション」を使って構成されたビジュアル。
これは一般的に”まんがには興味を示す”ということでそうなったようです。
そしてわかりやすい授業で進めていくうちに、こんどは勉強そのものにも興味を持てるようになってくるというプラスのサイクルで進めていくことができる教材。
私もグレーソーンなので多少は発達障害の中学生のきもちがわかるつもりですが、確かにこの仕組みであれば勉強に興味をもてるようになると思ったんです。
私の考え方が間違っていれば申し訳ないのですが、実際に発達障害の中学生が使っている姿と私が実際に体験してみて間違いないと思ったのでお伝えしてみました。
もし勉強で悩んでいれば、ぜひお考えになってみてはいかがでしょうか。
これなら「こだわり」をプラスのほうに活かしていけるはずです。
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