発達障害があると勉強に集中できないと思います。

私自身もグレーゾーンですが、中学生のころは勉強に集中できず悩んできました。というよりも親のほうがとても苦労していたのではないでしょうか。
そんな私が大学に進学・就職をしてきた経験から、発達障害のある中学生におすすめの勉強方法は「動画授業」にポイントがあるとわかりました。
学習塾への”通塾”は難しいので、家庭学習で動画を使った勉強方法です。
発達障害の中学生に「動画授業」を使った勉強方法がおすすめな理由と、具体的に教材をピックアップして詳しくご紹介します。
発達障害の中学生に「動画授業」がおすすめな3つの理由

発達障害の中学生には、このような理由から「動画授業」がおすすめです。
- 動きがあるため理解しやすい
- 楽しさを感じることで興味を持ちやすい
- 話しかけられるので頭に入って来る
この3つの理由について詳しくご紹介します。
①動きがあるため理解しやすい
発達障害があると、まず「動き」があることで勉強に注目するようになります。
さらに動画授業というのは学校の黒板(2次元)とは違って、3次元で表現できることで”図形の奥行き”などを理解しやすいといった特徴を持っています。
たとえば立体を理解させるのはとても困難なものですが、動画授業の中で動きながら形が変化していけばどうでしょうか。

平面のトランプが重なっていき、次第に立体へと変化していく。
この変化の様子を見ることによって、初めて「感覚」で理解できるようになると私は感じています。
私も中学生時代には物事の理屈をなかなか理解できず、時間をかけて少しずつ理解していくという感じでした。
その理解する過程にピッタリなのが、こうした「動画授業」になります。
私も実際に始めて動画授業を見たときには本当にわかりやすく感じて、これなら発達障害のある中学生にピッタリなのでは?と思っていました。
したがって「動き」があることによって、はるかに理解しやすくなります。
②楽しさを感じることで興味を持ちやすい
子供の勉強を見ていて「まったく興味を持ってくれない」という経験がおありだと思います。
興味を持ってくれない原因のほとんどはこれです。
”楽しさを感じることができない”
すでにご存知だと思いますが、発達障害の特性として興味を持たないとまったく見向きもしないというものがあります。
しかしその逆に、興味を持てばとことん打ち込む。
その興味というのを具体化するのなら「楽しさ」に尽きます。
では「楽しさ」はどんなもので感じるのか?
この答えは私が発達障害コミュニケーション指導者を取得するときに勉強しましたが、アニメやまんがといった子供なら誰でも興味を示して「楽しさ」を感じるコンテンツです。

まず見た瞬間に「楽しそう!」と思えること。
楽しさがあることで初めて興味を持てるようになり、そこから少しずつ深みにはまっていくことができるようになっていきます。
私の経験からすれば、理科の実験や社会科見学は楽しかったこと。
文字ばかりの授業はまったく楽しさを感じずまったく頭に入ってきませんでしたが、理科の実験などは楽しさもあってよく理解できたし好きな授業でした。
したがって動画授業でも「楽しさ」を感じられるアニメーションなどが使われていれば、さらに発達障害のある中学生にはおすすめな理由になります。
③話しかけられるので頭に入って来る
発達障害があると、とくに静かな環境が苦手です。
普段の生活の中でも感じる場面が多いと思いますが、興味のあることに集中しているとき以外は騒がしくしているのではないでしょうか。
とくに勉強というのは嫌なものなので、静かな環境と相まって全く頭に入ってきません。
そんなときには「話しかけられること」がポイントになります。
先ほどご紹介した動画授業のように、講師が話しかけてくれば子供は聞こうとします。

すると文字ばかりの勉強では全くダメだったのが、わりとすんなり頭に入ってくるものです。
さらに「楽しく分かりやすく説明してくれる」ことでより効果は高まります。
学校の授業でも「楽しさのある先生」の授業では聞く耳を持てるものですが、理屈ばかりを淡々と説明する先生の授業ではぜんぜん楽しさを感じず聞く耳もない状態。
したがって”楽しく話しかけてくれる”ことでより頭に入って来る、というのも理由の1つです。
発達障害の中学生にピッタリの「動画授業」がある勉強教材

先ほどから、動画や画像を交えながらお話ししてきました。
そこで使っているのが「通信教育すらら」という、発達障害の中学生にピッタリの勉強教材です。

この勉強教材をおすすめする理由は、もちろん「動画授業」が搭載されていること。
さらに「アニメーションの楽しさ」「説明のわかりやすさ」「ときおり交えるジョーク」などのある動画授業なので、発達障害の特性にピッタリの授業です。
ほかにも似たような教材があるのでは?
と思われるかもしれませんが、この通信教育すららは「発達障害支援の専門家」の監修によるもの。
私もいろいろと発達障害用の勉強教材を調べてきましたが、ほかにここまで専門的なものはまず見かけないので間違いなくおすすめです。

専門家監修の教材なだけあって、ほかの教材とは授業の進み方が全く違います。
一般的な動画授業では”一度に説明がある”というものですが、通信教育すららの動画授業では「少しの説明と確認問題を繰り返す」というわかりやすい説明になっています。
私も実際に通信教育すららの動画授業をいくつも見ましたが、
「少しだけの説明なのでよく理解できて、繰り返しているうちに単元が終わっていた」
というものでした。
ここまでわかりやすい動画授業というのはほかの勉強教材では見かけないので、私は発達障害のある中学生にはピッタリの勉強方法になると間違いなく感じます。
おすすめ記事
もし興味があれば、私のレビューをご覧ください。
➝発達障害のある中学生にすすめたい支援専門家監修のタブレット学習
まとめ
発達障害の中学生にとって、動画授業がおすすめな理由とピッタリの教材についてまとめます。
発達障害の中学生に「動画授業」がおすすめな3つの理由
- 動きがあるため理解しやすい
- 楽しさを感じることで興味を持ちやすい
- 話しかけられるので頭に入って来る
発達障害の中学生にピッタリの「動画授業」がある勉強教材
➝「通信教育すらら」
これで「発達障害の中学生に動画授業がおすすめな理由」がお分かりいただけたかと思います。
この動画授業が組み込まれた勉強教材というのはほかにもあります。
しかし実在する講師による授業であったり、アニメーション授業でも一度に説明があったりと発達障害の中学生にとっておすすめではありません。
もちろん理解しやすい勉強教材が見つかればそれで構いません。
いかに「楽しさ」「わかりやすさ」「継続のしやすさ」が揃っているかをチェックなさって、子供が本当の意味で勉強に取り組める教材を実践なさってください。
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