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発達障害の「読書勉強」に効果が期待できる3つの学習手順

発達障害の「読書勉強」に効果が期待できる3つの学習手順

yukky

こんにちはグレーゾーンのゆっきーです。

今回は「発達障害におすすめの読書勉強法が知りたい」という疑問に答えます。

いつもは発達障害の中学生へむけた勉強法を紹介していますが、今回は発達障害の小学生または高校生にとっても極めて有意義といえる内容になっています。

とくに発達障害でもディスレクシア(読み書き障害)があるとスムーズに読書ができない場合が多く、一度に改善することは難しいので、少しずつ確実に読書に慣れていくことが重要。

そこで3つの手順によって、ムリのない読書勉強について解説します。

私自身がグレーゾーンで読書も困難な部分があったので、そんな経験も踏まえて子供本人また親にとって、読書勉強において総合的な問題解消対策になるかと思います。

発達障害の読書勉強におすすめ3つの学習手順

発達障害の読書勉強におすすめ3つの学習手順

  1. 文字を読む練習として「楽しさ」を交え実践する
  2. 実際に本を読ませる(読書)
  3. 読書感想文を書かせる

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読書手順①文字を読む練習として「楽しさ」を交え実践する

読書手順①文字を読む練習として「楽しさ」を交え実践する

将来的にスムーズな読書を行うために、まずは確実性の高い対処を

行っていくことが先決。

私がとくに効果的と思う読書対処法になるのが「医学博士・平岩幹男先生」による医学的根拠を持つスタイルで、かなりの効果が期待できるという親へ向けた読書勉強法。

この平岩先生は発達障害における専門医療に従事しておられ、著書「ディスレクシア 発達性読み書き障害トレーニングブック」なども好評を得ているという偉大な先生。

平岩先生のは、こういう書籍。

この平岩先生の書籍にも記載されていますが、発達障害の読書対策で重要となるのが「楽しさ」の部分。

まずは「文字を読む」という行動へ慣れさせることが大切で、はじめに「文字の並んでいる順番」を確実に理解できるように教え、さらに「簡単な文法」を教えて少しずつ内容を理解させる。

地道な対処になりますが少しずつ確実に教えていくことで、緩やかな改善が期待できると思います。

また、平岩先生のモットーとなるのが「楽しい勉強」という要素。

したがって実際に読書学習を行うときは常に楽しい要素をとり入れ、読書が難しいものと感じないよう対処していくことも重要なポイント。

この楽しさ要素というのは家庭によって違って当然で、さまざまなスタイルがあると思います。

そこで平岩先生の読書勉強において、楽しさをとり入れた学習方法として【読むトレGO! for 任天堂スイッチ】というゲーム感覚で学べる教材も運営されています。

平岩先生監修の読むトレGO!

平岩先生監修の読むトレGO!

もし自宅で対応が困難となれば、この手段もかなりおすすめ。

ニンテンドースイッチがあればすぐにでも使えるので、ゲームの1つとして与えるのもいいかと思います。

いわゆる勉強系ゲームソフトとなる平岩先生の教材は、おもにディスレクシアで読み書き障害を改善するという目的で作成されたもの。

医学的根拠にもとづいた読書対策が可能で、もし家庭による対策で難しいようであれば極めて効果が期待できる学習ソフトになります。

文字を読むのが遅い、文字を書くのが上手くできないという場合におすすめの初歩的な読書勉強方法が可能で、またディスレクシアというほどではないかと‥などの場合におすすめの対処法です。

まずは家庭によって正確に文字を読めるよう対応して、さらに文字の持つ意味まで把握できることが第一歩。そのためには簡単な文法を理解していないと難しいので、主語・形容詞・述語あたりから少しずつ文法も交え教えていくのが効果的です。

どうしても文字を読むという概念を理解できないようであれば、平岩先生監修の学習ソフトの活用もおすすめです。

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平岩先生の学習ソフトの詳しいレビューはこちら。

→ アプリ「読むトレGO」の口コミレビュー

発達障害の自立支援が期待できるアプリ「読むトレGO」の口コミレビュー
今回は「読むトレGO」を口コミレビューします。発達障害(ディスレクシア)に効果的なトレーニング方法としてNintendo Switchを使ったアプリによるゲーム感覚の自立支援対策です。

 

読書手順②実際に本を読ませる

読書手順②実際に本を読ませる

本に書いてある文字の羅列とその意味が理解できるようになってくれば、実際に多くの本を読ませてさらに読書へ慣れさせるというのが次の手順。

数多くの本を読ませることで文字の羅列パターンにおける勉強となり、それに伴って文字の意味についても同時に学んでいくことが期待できます。

初めはなるべく「1文の短い本」からスタートして、複雑な文法は避けるのがおすすめ。

いきなり難しさを感じてしまうと読書学習を嫌いになる恐れがあるという、発達障害がもつ特性が前面に出てしまう場合も考えられます。

また読書勉強に滞りを感じた場合には、耳で聞いて読書ができるオーディオブック配信サービスなどを活用するのもおすすめ。また他人がどのように読書をするのかを知る事前学習としても効果的で、想像以上にお役立つアイテムとなります。

つねに楽しさを感じられるよう本の内容も吟味して、まずは短い文章を読んで意味を理解できるようになることが重要。

何冊か短い文章の本を読むというスタイルで読書を重ねていき、次第に1文の長い本へと発展させていくのがおすすめの読書勉強になると私は思います。

またイラストなどが盛り込まれている本のほうが楽しさを感じやすいという傾向にあるため、とくに初めのうちは挿絵などが多く備わっている書籍を選んで読ませることが重要。

これも少しずつ文字の占める割合が多い書籍へと変化させていき、少しずつ読書に慣れさせることによって発達障害でディスレクシアという場合でもスムーズな読書へつなげることが期待できます。

読書手順③読書感想文を書かせる

読書手順③読書感想文を書かせる

発達障害の読書勉強として、最終地点ともいえるのが「読書感想文の作成」ではないかと私は思っています。

読書感想文を書くという行為は、本の内容をしっかりと把握していなければ書けないのは当然。

したがって本を読むという行為だけではなく、実際に本の内容理解へつながっているかについても確認できるといった効果的な読書勉強として期待できます。

とはいえ作文を書くというのは思ったよりも重労働で、そう簡単には執筆できないのが当然。

ここは親としても作文の書き方をしっかりと教えることが重要で、導入文・本文・結論といった簡単な文章構成の作文でいいので、文章構成パターンから覚えさせ書かせてみる。

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ブンブンどりむ

もし読書感想文の書き方を教えられないという場合は、明治大学教授の齋藤先生が監修している作文教材ブンブンどりむなどを利用するのもおすすめの方法。

この時点までくれば読書~感想文まで一連の動作はできるので、あとは数稽古によって経験を重ねればOK。しっかりと本の内容を理解し自分の言葉で表現する、という読書における関連動作が行えるようになっていると思います。

ここまでたどり着くのは困難なこともあるかと思いますが、1つずつ確実に地味に進めるのが重要。

いちどに読書勉強を進めようとすると発達障害の特性により「勉強を嫌いになる」という恐れが考えられるので、まずは落ち着いて1つずつゆっくりと時間をかけて勉強を進めることを心掛けて実践していくことが親としても重要なポイントになります。

発達障害で読書が苦手なときのおすすめ家庭学習方法

発達障害で読書が苦手なときのおすすめ家庭学習方法

発達障害で読書が苦手という場合、読書勉強ばかりでは基本学習が進まない恐れがあります。

そこで「おすすめの5教科学習方法」について、つぎの3つを紹介します。

  • 親が説明しながら勉強を進める
  • デジタル教材を利用する
  • オンライン指導を利用する

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親が説明しながら勉強を進める

親が説明しながら勉強を進める

発達障害で読書が苦手というときは、5教科学習において

「親が説明をする」という方法がおすすめ。

問題文なども理解しやすいよう親が読み上げて、なるべく文字を読むという部分を排除するという勉強スタイル。親の負担としては大きくなりますが、文字を読む作業を割愛することで効率的な家庭学習へつなげることが期待できます。

もちろん読書学習は同時に行うことが重要で、文字を読むことに慣れてくれば次第に子供自身で問題文を読ませ理解させ、少しずつ文章理解へ着曲げながら進めることも手順としておすすめ。

初めのうちは出来る限り「読書に関する部分の排除」を心掛けて、まずは耳からの情報を中心として、ムリをしない程度に文字を読む作業をとり入れることがポイントです。

ただし発達障害の特性として「楽しさを感じない=興味が持てない」というマイナス方向へと進む恐れもあるため、ここでも楽しさ要素についてはしっかりと盛り込みながら実践していくことが重要。

文章を読む力が弱い、文章の理解力に乏しいなど子供目線の状況を、親としては自分事として想像し対策を施すことが大切になります。

デジタル教材を利用する

デジタル教材を利用する

発達障害で読書が苦手というときは、デジタル教材に搭載される「映像授業」がトップレベルに役立ちます。

自分で文字を読んで理解することが困難のため、外部(聴覚)からの情報に頼るのが効果的。

学校と同じように授業を解説してくれるため理解しやすく、ディスレクシアで読み書き障害があるときは、これ以上に効果的な学習スタイルがあるのかと思えるほど便利なのがこの映像授業です。

また映像授業といっても2通り(アニメーション・講師)があり、とくに発達障害がある場合はアニメーション映像授業がおすすめ。

私のおすすめはすららというデジタル教材ですが、キャラクターによる授業解説となるため楽しさを感じやすい。何よりも画面内の解説においては「動きによる変化」があるため、より理解しやすい家庭学習を実現できます。(講師による黒板授業ではムリ)

5教科における基礎学習としては映像授業で分かりやすく学べ、演習問題を自分の力で解くことによって読書勉強の効果も期待できるという構成。発達障害のある小中学生とかなり相性の良いスタイルです。

このような読書勉強も同時に実践できるため、かなり効率に優れる家庭学習スタイルになります。

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こちらで「私のおすすめデジタル教材」をチェックできます。

発達障害の勉強におすすめ「動画」でわかりやすく学べるデジタル教材3選

発達障害の勉強におすすめ「動画」でわかりやすく学べるデジタル教材3選
発達障害の勉強におすすめ「動画」でわかりやすく学べるデジタル教材を3選にして紹介します。グレーゾーンの私が選んだので間違いなくおすすめです。

 

オンライン指導を利用する

オンライン指導を利用する

オンライン指導スタイルの通信教育も発達障害のある小中学生と相性の良いスタイル。画面越しのマンツーマン指導で緊張せず学ぶことができます。

オンライン指導は教材に沿って行われるため文字を読むという動作も必要なので、ある程度読書に慣れてきてからのほうが便利に学べる通信教育になるかと思います。

デジタル教材における映像授業のように逐一解説してくれるスタイルではなく、おもに疑問点を質問して問題を解消していくという指導内容。もちろん疑問点の解説を依頼すればしっかりと教えてくれるので読書が苦手でも理解しやすく、直接的な読書勉強をはじめ5教科を総合的に履修できる通信教育です。

ただし1点だけ注意すべきポイントが「発達障害へ理解がある」という部分で、すべてのオンライン指導が発達障害へおすすめという訳ではありません。しっかりと発達障害へ対応していることを確認すれば、発達障害と相性の良い家庭教師スタイルでマンツーマン指導を受けることができます。

発達障害対応のオンライン指導を選ぶことで、当然ながらディスレクシアなどの特性も理解しているため最適なマンツーマン指導が期待できるスタイル。また対人関係が苦手という場合も講師との対話から克服へつなげやすく、総合的に優位性の高い学習となりやすい通信教育です。

親の代わりとなって読書をはじめ5教科を教えてくれるので、もし勉強を教えるのが苦手という場合でも、高学歴・高指導力の講師陣に安心して任せることができます。

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こちらから「超おすすめオンライン指導」をチェックできます。

発達障害の中学生に適した「オンライン家庭教師」おすすめベスト3選

発達障害の中学生に適した「オンライン家庭教師」おすすめベスト3選
発達障害の中学生におすすめなオンライン家庭教師を3選にしてご紹介します。家庭教師で「講師との対面」に不安のある家庭へおすすめなオンラインでの勉強方法です。

 

まとめ

今回は「発達障害におすすめの読書勉強法が知りたい」という疑問に対して、2つの項目を設けて私の経験をもとに答えてきました。

発達障害の読書勉強におすすめ3つの学習手順

発達障害で読書が苦手なときのおすすめ家庭学習方法

私もグレーゾーンで読書が得意ではありませんでしたが、この方法で改善が期待できると思います。

また読書が苦手といって読書勉強ばかりに気を取られるのではなく、同時に5教科など基本学習も忘れてはいけません。

もし親がしっかりと読書が困難という症状を把握して効果的な解説ができれば最高ですが、もし難しいようであれば外部委託としてデジタル教材などに頼るというのも良い手段になります。

発達障害の読書勉強方法として、ぜひ今回の内容をお役立てください。

 

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